2013年4月23日火曜日

レビューが掲載されました。

HAGIWARA PROJECTSで行われている今井俊介 「surface / volume」展について、
ARTFORUM中国語版にレビューを書きました。

ARTFORUM 中文版
http://artforum.com.cn/picks/section=world#picks5081

今井俊介展レビュー at ARTFORUM CHINA (web)の日本語版(PDFダウンロード)


2013年4月10日水曜日

ギャラリートークに参加します。


「世界と孤独」 Vol.5 今村 源 展 −わた死としてのキノコ−(立体)
■4月3日(水)→22日(月)
■6階 美術画廊X

彫刻家・袴田京太朗氏プロデュースによるシリーズ企画の最終回、「世界と孤独」vol.5 今村 源展 -わた死としてのキノコ-を開催いたします。
今村源は従来の彫刻の概念とは異なる素材や既製品を用いた作品を発表し、06年に伊丹市立美術館で個展を開催、07年には中原悌二郎賞優秀賞を受賞するなど、関西アートシーンにとどまらず、常に異彩を放ち、注目を集めている作家です。
既製品では「もの」としてあり続けてきたことの価値観を転換し、また自刻像や線材による人体作品では自己にある他者性や人間の存在を問い直しています。こ れらの今村の思考を最も象徴するモチーフとして「キノコ」が多く作品に取り入れられています。地中深くに「菌糸」を張り巡らせ、自然界で循環・共生するそ の不可視の世界に現実世界を重ね合わせています。表と裏、外と内、主観と客観など私たちの日常にも普通に潜む境界線。今村はその表層と内部の共生関係をむ すぶことで新たな価値観を創出しているのではないでしょうか。それは死生を往還しながら、ときにユーモアを交え私たちの知覚や感性に絡み付いてきます。
今展では近年の〈わたし〉をテーマとした制作を新・旧の作品を交えて発表いたします。発表いたします。
「深く狭い穴を掘りぬくようにして向こう側の世界に到達してしまった、」(シリーズ「世界と孤独」袴田京太朗テキストより)。
シリーズ「世界と孤独」のフィナーレを飾る今村源の世界をお楽しみください。


■ギャラリートーク
日時:4月13日(土)15~17時
テーマ:「アトリエから美術は生まれるか。」 企画者:袴田京太朗
シリーズ出品作家:vol.1 東島 毅、vol.2 石川 卓磨、vol.3 小沢 裕子、村山 悟郎、vol.4 岡野 智史、佐藤 玲子、vol.5 今村 源、計8名