2015年11月23日月曜日

トークイベントに参加します。

東京工芸大!「写真の使用法」
12月5日(土)〜19日(土) 東京工芸大学3号館ギャラリーにて。
招待作家 : 金村修、寺崎珠真、稲葉あみ、かんのさゆり、水津拓海、早川祐太+高石晃+加納俊輔。シンポジウム1 : 石川卓磨、沢山遼、金村修。 2 : 岡本健、調文明、坂口トモユキ。






2015年11月22日日曜日

トークイベントに参加します。

『引込線 2015』刊行記念トークイベント
書籍としての引込線 2015

『引込線 2015』刊行記念トークイベント
書籍としての引込線 2015

日 程:
時 間:
会 場:
入場料:

ご予約:
2015年11月28日[土]
17:00 - 19:00(16:30 開場)
NADiff a/p/a/r/t 店内
1,000円(当日『引込線 2015』をご購入の方は、500円キャッシュバック)
TEL. 03-3446-4977
MAIL. webshop@nadiff.com
 『引込線 2015』刊行記念トークイベント書籍としての引込線 2015



出演

石川卓磨(美術家/美術批評、引込線 2015実行委員/参加執筆者|司会)
O JUN(画家、引込線 2015参加執筆者)
櫻井拓(編集者/BLUE ART主宰、引込線 2015カタログ編集)
眞島竜男(アーティスト、引込線 2015参加執筆者)
森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員、引込線 2015実行委員/参加執筆者)



NADiff a/p/a/r/tでは、本年に旧所沢市立第2学校給食センターで開催された「引込線 2015」の出版物刊行を記念し、論考執筆者の石川卓磨氏、O JUN氏、眞島竜男氏、森啓輔氏、編集に関わる櫻井拓氏によるトークイベントを開催致します。

美術作家、執筆者、観者による交通の場を形成することを目的とし、2008年のプレ展から5回目の開催となった「引込線 2015」。本書には、21名(組)の作家コメントと展示記録、22名の執筆者による論考を収録し、対等の立場で作家と執筆者が参加することで、出版物がそれぞれの批評的立場や思想を言明する「表現の現場」となりえています。今回のトークイベントは、展覧会終了後に初めて開催される参加者同士の対話の場であり、これまで省みられることがなかった書籍としての「引込線」がもつ表現の現在性が作家、学芸員、編集者の多様な視点から語られます。



新刊情報

『引込線 2015』

発行日:2015年11月15日
発行元:引込線実行委員会
仕 様:A5判・並製・488頁(カラー64頁+モノクロ424頁)
定 価:本体2,500円+税

編 集:櫻井拓
デザイン:小沼宏之
写 真:加藤健
英 訳:奥村雄樹
英訳校正:グレッグ・ウィルコックス
 『引込線 2015』刊行記念トークイベント書籍としての引込線 2015
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出演者 Profile

石川卓磨 ISHIKAWA Takuma

1979年千葉県生まれ。美術作家、美術批評。武蔵野美術大 学大学院造形研究科修了。近年の評論に「ポストアプロプリエーションとしての写真」『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)、「戦争と銅版画─ 浜田知明の「戦争」画について」(『前夜/前線─ クリティカル・アーカイヴ vol.2』、ユミコチバアソシエイツ、2014年)など。

O JUN O JUN

1956年東京都生まれ。画家。1982年東京藝術大学美術研究科油画修士課程修了。以後作家活動を開始する。絵画を中心に制作し、現在まで国内外において個展、グループ展などで作品を発表する。

櫻井拓 SAKURAI Hiroshi

1984年宮城県生まれ。編集者。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。フリーランスの編集者として活動しつつ、出版レーベルBLUE ARTを主宰。「引込線」のカタログの編集は、2013年、今回と担当。その他の仕事に、批評誌『ART CRITIQUE』、福士朋子『元祖FAXマンガ お絵描き少女☆ラッキーちゃん』、展覧会企画に、「メディウムの条件」(HAGISO、2014年)など。活動や考えについてはこちらの座談会をご覧ください。京都市在住。

眞島竜男 MAJIMA Tatsuo

1970年東京都生まれ。アーティスト。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ美術科卒業。主な個展に「無題(Live Die Repeat)」(TARO NASU、東京、2015年)、主なグループ展に「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」(京都市美術館、2015年)、主な著書に『20世紀末・日本の美術―それぞれの作家の視点から』(共著、アートダイバー、2015年)など。

森啓輔 MORI Keisuke

1978年三重県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員。主な著書に『Jiro Takamatsu Critical Archive』(共著[vol.4]、ユミコチバアソシ エイツ、2012年)。主な評論・論文に「高松次郎《THE STORY》─反復および知覚される持続について」(『美術手帖』第14回芸術評論募集入選、2009年)、「切断される再演─「以後」としての1978年の彫刻」(『引込線 2013』図録、引込線実行委員会、2013年)など。主な展覧会に「イケムラ レイコ PIOON」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2014年)、「菅木志雄」(同、2014–2015年)。

引込線 2015がカタログが刊行されました。

引込線 2015に実行委員として関わり、また、カタログに「問うことを好めば即ち裕」を寄稿しました。

http://www.nadiff-online.com/?pid=95459724

埼玉県・所沢市にて2年に一度、主に所沢市在住の美術家が中心となり、作家たち自身が主体となり開催する展覧会〈引込線 2015〉公式カタログ。

展覧会出品作家:石井友人、伊藤誠、遠藤利克、利部志穂、喜納洋平、構想計画所、篠崎英介、白川昌生、末永史尚、五月女哲平、多田佳那子、津田道子、土屋貴哉、戸田祥子、冨井大裕、戸谷成雄、中山正樹、保坂毅、水谷一、百瀬文、吉川陽一郎

掲載論考タイトル一覧:
阿部真弓   近代の跡地(2)
荒川徹    不純さの度合い――ドナルド・ジャッド、マーファのコンクリート作品
粟田大輔   SPACE TOTSUKA '70における「地・型」
石川卓磨   問うことを好めば即ち裕
石崎尚    どこかからの知らせ――芸術家、集団、拠点
井上幸治   《波のした、土のうえ》論
梅津元    Sound of the Real 3
O JUN    飛び立つ鳩に、驚く私
勝俣涼    ジョン・バルデッサリの修辞学
住友文彦   Art for the Kitchen
高嶋晋一   反応に反して、脱出を脱する(本編なき5つの挿話)
高橋永二郎  ピッチインベーダーの身体
田中功起   アーティスト・ノート――マイナーの読み変え、共同体の位置
谷新     戦後美術の転換期としての1970年代――その“仮設/仮説”的表現状況と現在
成相肇    ××××様(穴二つ)
能勢陽子   洞窟としての美術館
橋本聡    この世にある文字
   平井亮一   目交いにおくものへの降りたち
眞島竜男   二つのコンテンポラリー 
桝田倫広   「印刷絵画」再考のための言説整理
峯村敏明   三木富雄論 第四章[連載第5回]――「断片・部分・全体」の問題系へ
森啓輔    差異化のジレンマ――1960年代後半の「環境」における作品受容の諸問題