引込線 2015に実行委員として関わり、また、カタログに「問うことを好めば即ち裕」を寄稿しました。
http://www.nadiff-online.com/?pid=95459724
埼玉県・所沢市にて2年に一度、主に所沢市在住の美術家が中心となり、作家たち自身が主体となり開催する展覧会〈引込線 2015〉公式カタログ。
展覧会出品作家:石井友人、伊藤誠、遠藤利克、利部志穂、喜納洋平、構想計画所、篠崎英介、白川昌生、末永史尚、五月女哲平、多田佳那子、津田道子、土屋貴哉、戸田祥子、冨井大裕、戸谷成雄、中山正樹、保坂毅、水谷一、百瀬文、吉川陽一郎
掲載論考タイトル一覧:
阿部真弓 近代の跡地(2)
荒川徹 不純さの度合い――ドナルド・ジャッド、マーファのコンクリート作品
粟田大輔 SPACE TOTSUKA '70における「地・型」
石川卓磨 問うことを好めば即ち裕
石崎尚 どこかからの知らせ――芸術家、集団、拠点
井上幸治 《波のした、土のうえ》論
梅津元 Sound of the Real 3
O JUN 飛び立つ鳩に、驚く私
勝俣涼 ジョン・バルデッサリの修辞学
住友文彦 Art for the Kitchen
高嶋晋一 反応に反して、脱出を脱する(本編なき5つの挿話)
高橋永二郎 ピッチインベーダーの身体
田中功起 アーティスト・ノート――マイナーの読み変え、共同体の位置
谷新 戦後美術の転換期としての1970年代――その“仮設/仮説”的表現状況と現在
成相肇 ××××様(穴二つ)
能勢陽子 洞窟としての美術館
橋本聡 この世にある文字
平井亮一 目交いにおくものへの降りたち
眞島竜男 二つのコンテンポラリー
桝田倫広 「印刷絵画」再考のための言説整理
峯村敏明 三木富雄論 第四章[連載第5回]――「断片・部分・全体」の問題系へ
森啓輔 差異化のジレンマ――1960年代後半の「環境」における作品受容の諸問題