2015年11月22日日曜日

引込線 2015がカタログが刊行されました。

引込線 2015に実行委員として関わり、また、カタログに「問うことを好めば即ち裕」を寄稿しました。

http://www.nadiff-online.com/?pid=95459724

埼玉県・所沢市にて2年に一度、主に所沢市在住の美術家が中心となり、作家たち自身が主体となり開催する展覧会〈引込線 2015〉公式カタログ。

展覧会出品作家:石井友人、伊藤誠、遠藤利克、利部志穂、喜納洋平、構想計画所、篠崎英介、白川昌生、末永史尚、五月女哲平、多田佳那子、津田道子、土屋貴哉、戸田祥子、冨井大裕、戸谷成雄、中山正樹、保坂毅、水谷一、百瀬文、吉川陽一郎

掲載論考タイトル一覧:
阿部真弓   近代の跡地(2)
荒川徹    不純さの度合い――ドナルド・ジャッド、マーファのコンクリート作品
粟田大輔   SPACE TOTSUKA '70における「地・型」
石川卓磨   問うことを好めば即ち裕
石崎尚    どこかからの知らせ――芸術家、集団、拠点
井上幸治   《波のした、土のうえ》論
梅津元    Sound of the Real 3
O JUN    飛び立つ鳩に、驚く私
勝俣涼    ジョン・バルデッサリの修辞学
住友文彦   Art for the Kitchen
高嶋晋一   反応に反して、脱出を脱する(本編なき5つの挿話)
高橋永二郎  ピッチインベーダーの身体
田中功起   アーティスト・ノート――マイナーの読み変え、共同体の位置
谷新     戦後美術の転換期としての1970年代――その“仮設/仮説”的表現状況と現在
成相肇    ××××様(穴二つ)
能勢陽子   洞窟としての美術館
橋本聡    この世にある文字
   平井亮一   目交いにおくものへの降りたち
眞島竜男   二つのコンテンポラリー 
桝田倫広   「印刷絵画」再考のための言説整理
峯村敏明   三木富雄論 第四章[連載第5回]――「断片・部分・全体」の問題系へ
森啓輔    差異化のジレンマ――1960年代後半の「環境」における作品受容の諸問題