2016年12月11日日曜日

雑誌MATTERS OF ACTに作品が掲載されました。

12月23日に東京のMilkyeastNo Collectiveが編集したMATTERS OF ACTというオープン・アクセス型ジャーナルの創刊イベントを、第一号に関わった石川卓磨(Takuma Ishikawa)、高嶋晋一、アート・ユーザー・カンフェレンスの橋本聡(Satoshi Hashimto)と松井勝正とともに行ないます。雑誌の紹介と印刷版の販売とともに、掲載テキストや対談の一部の和訳配布、関連資料の展示、そして出演者によるトークなど。入場無料ですが、スペースがとても限られているので、info@alreadynotyet.orgまで、早めにお申し込みください。よろしくお願いします。
雑誌はこちらからすべて無料で閲覧・ダウンロード可能です:http://alreadynotyet.org/04.html 
MATTERS OF ACT|Issue A|220ページ(オールカラー)
図書館の本を並べ替えることで詩を書く匿名詩人によるコンセプチュアル・ポエトリー批判、「ロバート・スミッソンなしのロバート・スミッソン」が手がけた「サイト・スペシフィック・フィクション」の記録、ジャドソン・チャーチでの公演のためニューヨークのムーヴメント・リサーチに送られた一連の奇妙なプロポーザル、5歳児が算術を解くために苦しまぎれに編み出した図式たち、一年前に東京で開催された「無条件修復」展を部分的な資料から修復する試み、ラップトップのメディウム・スペシフィシティを熱烈に追い求めるコンピューター・ミュージックの異端、幼児が身体、言語と時間概念を獲得していく過程の観察ノート、石川卓磨の断片的フィクション「問うことを好めば即ち裕」の英訳、14歳の少年による思弁的実在論の読書感想文、など、行為と演技(ACT)の隙間に巣食う雑多な事柄と問題(MATTERS)を収集/探査するジャーナル。No Collectiveの編集のもとAlready Not Yet出版から毎年一冊のペースで刊行され、各号のPDF版はオープン・アクセス出版物として無料で閲覧・ダウンロード・再配布可能、印刷版はプリント・オン・デマンドとしてそのつど購入可能となります。